X-エックス-誕生
ベンチャー経営者と語り合う「X-エックス-」誕生の物語について、ここに書き記したい。
まずX-エックス-というサービス及び目指すvisionについて説明しよう。

X-エックス-とは何か?
ベンチャー経営者とプロフェッショナルがパワーランチ・パワーディナーをしながら[ガチ]真剣で[サシ]真剣で語り合うサービス


vision
一人一人が本来の生き方を取り戻す
そして、
日本から世界を変えていく



このアイディアは2年半程前(2013年3月)に僕の頭の中に降りてきた。

アメリカ広告業界の重鎮であるジェームス.W.ヤングはこう言っている。

「アイディアとは既存の要素の組み合わせである」


大企業の組織の在り方に疑問を感じていた社会人5年目の僕。
ベンチャー企業への飛び込みの営業で垣間見た、活き活きと自分の人生を生きる人達。

この二つを結びつけたいと思った。
僕は自分が歩んできた人生を後悔したことは無い。
ただ、ベンチャー企業で働くという選択肢があっても良かったのではないかと思った。
やりたいことはシンプルだった。

アイディアを思い付いたので、すぐに動き出し、仲間を集めた。
この時、今の共同創業者と出会った。



一方で、僕の仕事は長らく銀行の法人営業であり、経営者と直接やり取りを重ねてきた。
その結果、至った結論がある、



企業とは経営者の器である



だとすると「大企業で活躍するビジネスパーソン」と「ベンチャー経営者」を直接結び付ければ分かりやすい。

しかも、人生を変える契機にするには、深く話が出来た方が良い。
他方で、ベンチャー経営者にとっても、例えば売上を2倍にしてくれるプロフェッショナルがジョインしてくれたらハッピーなはずだ。

そうして、両者が[ガチ]真剣で[サシ]1対1で語り合うスタイルを試してみたいと思った。
僕の知りうる限り同じ価値を提供するサービスは無かった。

コンセプトが固まり、後はサービスを創るだけだ。
実はここが大変で、紆余曲折を経て2年以上かかった。



このアイディアの発端は「過去の自分を救いたい」という僕個人の体験から出発したものだ。
ただ、このアイディアが世に広がれば大きな価値に繋がると思う。


日本の社会では、「いい大学に入り、いい会社に就職する」という暗黙の了解がある。
少なくとも僕はそう感じてきた。
その結果、やる気と能力のある層が大企業に偏在しているのではないかと僕は仮説を立てている。

実際に、毎年略50万人の新卒学生がおり、その2割となる略10万人が従業員数1000人以上の大企業に就職している。
(ちなみに、この2割という数字はパレート最適と合致している。)

然し、やる気と能力がある層が最もチャレンジすべきなのは新たな産業の創造ではないかと僕は考えている。
つまり、ベンチャービジネスだ。

その一つの指標として、VC投資金額はざっくり日本は約1000億円規模で、米国はその10倍以上。
VCだけでなく、エンジェル投資家まで含めると数十倍の差がある。

日本を代表するトヨタやソフトバンクといった企業も最初は1人から始まったはずだ。
米国は優秀な人ほど、起業するという文化があると言われている。
日本でもベンチャー企業を目指す優秀な人が増えれば増えるほど、プラスの循環が生まれるはずだ。
しかも、日本の優秀層が大企業から解放されれば、潜在力は世界でトップクラスだと個人的に考えている。

僕は大企業=悪という単純な議論をしているのではない。
資本(資金、或いは社会的資本)が無いとできないビジネスがあり、大企業の価値は当然大きい。
プロフェッショナルの流出は大企業にとっては一時的に痛手かもしれないが、長い目で見ればスピンオフしたベンチャー企業との提携。ベンチャー企業を経験したプロフェッショナルがカムバックするなど、様々な相乗効果があると思う。
それを推奨・実践しているのがリクルートではないだろうか。


ここで、マクロからミクロの観点に話を戻そう。
大企業を飛び出して起業した僕には収入のアテも無く、事業がうまくいくかどうか何の保証も無い。
ただ、一つだけ自信を持って言えることがある。

今、僕はこの上なく楽しい。

この感覚は大企業に勤めている時には感じることができなかった。
その理由は単純で大企業では多くのモノに縛られて自由度が極めて低いからだ。

一方で、今僕が楽しいと言えるのは自分の人生を生きているからだ。
何も無い代わりに、自分で決めることができる。
どこへ行っても、何をやっても自由だ。


もう一度、X-エックス-のvisionを振り返りたい。
そう、僕がX-エックス-を通じてユーザーに体験して欲しいのは「一人一人が本来の生き方を取り戻す」ことなのだ。
水の合うベンチャー企業であれば、そういう生き方ができる。
ユーザーは新たな出会いを通じて生き方を見つめ直し、起業しても良い。

ベンチャー経営者と語り合うX-エックス-は、僕個人の経験から着想を得たが、広がりは果てしないはずだ。
この想いを日々カタチにしていくのが株式会社Mi6の第一の使命だ。


僕にとって、このX-エックス-という事業がとのように成長していくのか、この上ない楽しみである。


2015.9.13 Mi6 代表取締役 川元 浩嗣
ベンチャー企業とは何か?
世の中には様々な企業がある。
上場企業・非上場企業という公開有無を基準にした区分や、
大企業~中小企業という規模での区分など、
様々な分類がある。
それでは、ベンチャー企業とはなんだろうか?

人によって受け取り方は違うと思う。
そこで、X-エックス-というサービスにおいてベンチャー企業という言葉を再定義してみたい。

"革新的なプロダクト・サービスにより新しい世界を創り続ける起業家精神を持った企業"

この言葉に尽きる。

設立年数や上場・非上場は関係ないと思う。

今現在、ベンチャー企業と呼べる例をいくつか挙げてみよう。

世界に目を向けると、
Appleは人々の手の平にITを収めることに成功した。
Facebookは人の繋がりをサイバー空間で再構築し、UBERはタクシーの在り方を変えた。
Airbnbは他人の家に泊まれることを可能にし、TeslaはクルマをITに作り変えた。
そして、SpaceXは宇宙に民間の力で到達しようとしている。

日本ではLINEがコミュニケーションの在り方を変え、
Smart Newsはニュースを手のひらに収め、Newspicsはニュースの見方を創造した。
名刺をいつでも取り出せる情報にEightが変えてくれた。
ランサーズやクラウドワークスが人々に新しい働き方を提供している。


より一歩深い見方をすると、ベンチャー企業とは、新しい文化を創る存在だと言える。

初めて出会った人にLINEしようよと言えば、理解できる。
というか、もはや当たり前だ。
これが新しい文化を創るということだ。


僕達のX-エックス-というチャレンジもこの世の中に新しい文化を創る試みの一つである。



2015.6.16 Mi6 代表取締役 川元 浩嗣
求めるプロフェッショナル像
X-エックス-が求めるプロフェッショナルはどんな人なのか?
我々が条件にしているのは二つだけだ。
・プロの矜持がある方
・社会人経験3年以上

後者から説明していきたい。
一言で言うと「石の上にも3年」ということだ。
この最低3年の経験があることが後々の強みになると思っている。

社会人になって初めて就職した場合、どんなに辛くても困難にぶち当たっても3年はやってみるべきだと思う。
3年貫く力。
一定の期間必死でやり抜けば大事なことが見えてくるはずだ。
この世に完璧な組織は無いはず。
その企業で働くことで感じた不合理や疑問が新たな一歩を踏み出すキッカケになる。
ベンチャー企業が0から1を生み出す際に大事なのもDeNA 南場さんが仰っていた「健全な怒り」だと思っている。
Amazon創業者のジェフ・ベゾスも起業したのは30歳になってからだ。
つまり、他社で一定期間働く経験という要素がベンチャー企業に共感するマストアイテムの一つだと思っている。


前者について。
ベンチャー企業に必要なのは個の力で状況を打開していけるプロフェッショナルだ。
経営戦略、オペレーション、企画、経理、財務、法務、営業、開発、事務等様々な分野で第一級の力が必要になる。
僕はそこに専門分野は必要ないという気がしている。何故なら大企業と違ってベンチャー企業では個人の守備範囲は圧倒的に広がるからだ。
未来の自分の姿は創っていくものだ。
やる気があれば何でもできる。
プログラミングの経験が無くても、これからスキルを高めることはいくらでもできる。
つまり、“今ままで何をやってきたか”よりも、”これから何をするのか”の方が常に重要だ。
職歴は参考にはなるが、極論不要だと思っている。

新たな文化を創造するベンチャー経営者が会ってパワーランチ・パワーディナーを共にしたいと思える。
そんなプロフェッショナルの方々の登録をお待ち申し上げている。


2015.9.13 Mi6 代表取締役 川元 浩嗣
ユーザーが得られる体験
X-エックス-のユーザーがサービスを利用することで得られる体験とはなんだろうか?
それは、”人生”を変えるキッカケに出会えるということだ。

まず、プロフェッショナルユーザーの観点から話をしよう。

日本のベンチャー業界には様々な起業家がいる。
僕が知っている経営者の前職は銀行、販社、通信会社、広告代理店、大手電機メーカー、外資系投資銀行、大手商社、テレビ局、起業家(シリアルアントレプレナー)など様々だ。

成功する起業家に共通するのは、”正しく識り、正しく想う”力があるということだと感じている。
X-エックス-で再定義をするベンチャー企業は”新たな世界を創る”ことができる企業だ。
そんな経営者と[ガチ]真剣で[サシ]1対1で語れるなんて、心が躍るエキサイティングな時間だ。

そのために、ベンチャー経営者と立場を気にせず[ガチ]で話をして欲しいので会計は大原則”割り勘”である。
入口の重要な仕切りだ。


僕が望むのは、”生き方を語り合う”こと。

初対面であれば、互いに緊張があるはずだ。
ただ、同じモノを食し、飲むことで徐々に打ち解けてくるはずだ。
“同じ釜の飯を食らう”ことは仲間になる一つのキッカケになる。

人には誰しも最期の時=”死”がやって来る。
時が進むことは命を燃やすことと同義だ。

そんな貴重な時間<トキ>を有意義に過ごすには、恥ずかしさを捨てて多少失礼でも踏み込んだ質問をして欲しい。
「何故、起業したのか?」
「どういうvisionを持っているのか?」
「人生楽しいか?」
「何が苦しいのか?」
「後悔していないのか?」

自分のことも語って欲しい。
「今までどうやって生きてきたのか」
「これから何をして生きて行くのか」
「何に”健全な怒り”を感じているのか」
「自分が一番輝いていた時はいつか?」


良く、ベンチャー企業への転職を考えている人に聞かれることがある。
「成功するベンチャー企業を見極めるにはどうしたら良いのか?」

その質問は既に他人本位である。
僕ならこう、答える。

「あなた次第だ。」

未来を見通すことはできない。
しかし、未来を創っていくことは出来る。
「あなたが、転職を考えているベンチャー企業がどうなるか」
より詳しく述べるとジョインしてから自分が仲間と共に成功に導けば良いだけだ。


僕は転職という言葉が好きではない。
“生き方を変える”という言葉の方がしっくりくる。

人生は一度しかない。
ぜひ、次の魔法の手を使って、X-エックス-を通じて”自分の生き方”を考えて欲しい。


「何でもできるとしたら、あなたは何をしたいですか?」




では、次にベンチャー経営者の観点から話をしよう。

「ベンチャー経営者の方々へ」
僕は起業したてであり、ユーザーの方々はベンチャー経営者として大先輩です。
以下、温かい目でご覧頂ければ幸いです。


起業家の方々にまず一つ質問をさせて頂きたい。

「経営者(CEO)の仕事は何ですか?」

僕はこう考えている。



「“採用”と”資金調達”の二つである。」


X-エックス-でお手伝いしたいのは”採用”のキッカケを提供することだ。
ここで、分かりやすいので“採用”という言葉を使ったが、僕はX-エックス-ではこの言葉を使いたくない。
何故なら、どうしても上下関係が伴う言葉だからだ。

もう一つ質問をさせて頂きたい。


「自社の社員(ステークホルダーも含めて)は全員ベクトルが同じだと言い切れますか?」



僕はこう捉えている。
採用とは“仲間集め”のことである。

組織である以上、上下関係は当然ある。
でも、社員も人だ。
そして、”人を縛れるのは人の魅力だけ”だ。

会社にジョインしてもらう時点では、(その以後もであるが)少なくとも対等の立場であるべきだ。
また、互いに同じベクトルに向かうことができると確信してジョインしてもらうべきだと僕は考えている。
ベクトルが異なり、反対の方向を向いて走る仲間がいると、船は前に進まない。
ベクトルが同じ仲間かどうか。
常に大事なポイントだ。


一方で、マインドが高く能力もある優秀な人=”プロフェッショナル”は引く手あまたである。
既存の採用手段は主なモノに「採用広告」「転職エージェント」「ヘッドハンター」「縁故」がある。

果たして、既存の採用手段に本当にそんなプロフェッショナルが登録しているのであろうか?
僕が考えるに、プロフェッショナルとなる人は転職市場には基本的に出てこない。
何故なら、現在所属している組織のエースだからだ。
当然、やり甲斐も感じていて、報酬もそれなりに得ている。
周りから頼られている。

そんな人が履歴書なんて書くのに何時間もかかる書類を作成するだろうか?
紙や情報だけでエージェントから見せられる会社に魅力を感じるだろうか?

答えは限りなくNOに近いと僕は思う。


そういうプロフェッショナルを仲間にするには、一緒に食事をする&飲みに行くが一番なのではないだろうか。
同じモノを食し、飲むことで徐々に打ち解けてくるはずだ。
“同じ釜の飯を食らう”ことは仲間になる一つのキッカケになる。

プロフェッショナルと立場を気にせず[ガチ]で話をして欲しいので会計は大原則”割り勘”にして頂きたい。
入口の仕切りは大事である。

ベンチャー経営者がvisionを語る。
それが人を惹きつける唯一の方法だと僕は考えている。

組織のエースを仲間に迎え入れるには、時間がかかるかもしれない。
半年とか、1年継続して適度なタイミングで飲みに行く。
すると、ベストタイミングの時にエースがジョインしてくれるはずだ。
時にはその時がすぐ来る可能性もあるだろう。

“仲間の獲得”は最もエキサイティングでタフなタスクだ。


X-エックス-を通じて、掛け替えのない出会いを経験して欲しい。


2015.9.13 Mi6 代表取締役 川元 浩嗣